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【高配当】オリックスの自社株買いが上限額の半分でストップした理由

オリックスと言えば、ここ日本の株式市場においても非常に人気が高い銘柄で、常に配当利回り4%以上の状態を維持している代表的な高配当株でもある。

そんなオリックスについてだが、多くの投資家たちが配当金や株主優待制度目的で同社株を保有している。下記の記事でも書いている通り、オリックスは高配当株としても優待株としても人気が非常に高いのだ。

そんなオリックスについてだが、実は同社は自社株買いも積極的に行っていることで知られている。

自社株買いは配当金や株主優待のように目立つ株主還元方法ではないのだが、米国では配当金の支払いよりも自社株買いの方が好まれるほどで、実際に最も株主還元効果が高いのは自社株買いだという意見もある。

オリックスも自社株買いの上限額を設定して順調に計画通り自社株買いを実施していたのだが、ここに来て突然ストップがかかってしまった。

<この記事のポイント>

・オリックスの自社株買いストップは資金確保のため
・オリックスは景気が確実に悪化することを知っている
・配当金の支払い額には注意する必要がある

オリックスが自社株買いをストップした理由

オリックスが5月11日のIRで発表したところによると、下記の通りの自社株買いを実施して今現在予定していた自社株買いをストップするという。

■自己株式の取得状況

・取得した株式の総数 :1,135,300 株

・株式の取得価額の総額 :1,399,640,750 円

オリックスが予定していた自社株買いの金額と実施した自社株買いの額は下記の通り。

■予定していた自社株買いの規模

・取得する株式の総数 :7,000 万株を上限

・株式の取得価額の総額 :1,000 億円を上限

■実際に実施した自社株買い

・取得した株式の総数 :34,061,300 株

・株式の取得価額の総額 :55,807,590,700 円

この通り、オリックスの自社株買いは予定していた規模のほぼ半分程度で終了したことになる。

この理由についてだが、オリックスとしては今後の経済環境の変化を予測して資金確保しておきたいという考えがあってのことだろう。

というのも、オリックスはその事業ポートフォリオ上、どうしても景気の影響を受けやすいからだ。

オリックスは景気が悪化することを見通している

オリックスの事業ポートフォリオについては下記の記事で書いている通り、非常に多岐にわたっており、いわゆるコングロマリットディスカウントが効いている状態になっている。

ただ、各事業に共通しているのはその根底にはオリックスの基本ビジネスである金融が関与していて、その金融は景気の動向をモロに業績に反映してしまうということだ。

そのため、オリックスは今後の事業に必要な資金等を考えて自社株買いを注視した可能性が高い。

オリックスは金融事業を展開する企業ではあるのだが、リーマンショック時にも黒字を確保していた超優良企業だ。

しかしながら、そんなオリックスですら今後の業績には強い警戒感を抱いており、自社株買いという株主還元を一旦はストップをせざるを得ないと判断したのだ。

ということは、かなりの確率で状況は悪化していくと考えた方がいいだろう。

オリックスの配当金支払いには注意が必要

さて、ここで気になってくるのが、オリックスの配当金が今後どうなっていくのかという問題だ。

というのも、最初の項で書いたように、オリックスを買っている投資家たちは配当金や株主優待カタログが目的で同社株を買っているケースが多いからだ。

オリックスの配当金が今後どうなっていくかだが、まだアナウンスがされていないので何とも言えないところだが、自社株買いを途中でストップしたことが非常に気になる。

というのも、自社株買いも配当金の支払いも本質的には一緒で、自社の利益を株主に還元させる方法の一つだからだ。

そのため、今後オリックスが今後の配当金の支払いについてどのようなアナウンスをするのかは注意して見ておいた方がいいだろう。

減配...しなければいいのだが、もしかしたら、という感じがするね。

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