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天童よしみ並みになめたらアカン株にマジで驚愕しています

なめたらアッカン~、なめたらアッカン~。

天童よしみが奏でる演歌のビートに乗って、思わずそう口ずさんでしまうフレーズが印象的なCMだった。

VC3000のど飴。

そう、これはのど飴のCMにおいて、天童よしみが歌っていた挿入歌の一部なんだ。

なめたらアッカン~、なめたらアッカン~。

え??天童よしみが分からない??

そんな日本の心を忘れた君は、今すぐにググりたまえ!!

まあ、それはいいとして、VC3000のど飴のCMどころではないほど、なめたらアカン株が存在していることを昨晩知った。

もう、みんな分かってるよね?

そう、あいつのことだよ。

🍬  🍬  🍬

IBM、そうIBMの株価が、昨日だけで7%以上も暴落してしまったのだ。

やっぱりなめたらアカン、IBMだけはなめたらアカンかったんや...。

頭の悪いおいらでも、永久に売上高が減少し続けているIBMのヤバさがよく分かる決算だった。

クラウドもAIも既存事業もALLダメというパーフェクトな決算だったせいで、機関投資家が鬼のようにIBMを放出している。

あれだけの時価総額の企業が、1日で7%も下げるということは、それだけ機関投資家たちが逃げ出していると考えて間違いないだろう。

すごすぎるよ、IBM...。

だけど、ここでIBMを売るのは果たして正解なのだろうか?という疑問もある。

IBMの詳しい分析は他のブログに任せるとして、一つ思うのが、IBMを保有している人は、大体シーゲル流の投資にチャレンジしてみたいと思って株を購入したケースがほとんどだと思う。

シーゲル流の投資は、名著「株式投資の未来」にも書かれている通り、かなり長期的なスパンで投資リターンを求める戦略だ。

分かりやすく言うと、ダメそうだが、実はそんなにダメではない株を買い、配当金をもらい続けながら株数を増やす。そして、いつかくる株価上昇によって爆発的な利益を得る。

それが、シーゲル流投資の基本だろう。

恐らく、短くて5年~10年程度を見据えた投資戦略ではないだろうか。

IBMは、1980年代に書かれた伝説的ファンドマネジャーであるピーターリンチの著書でも、「永遠の不発弾」とこき下ろされた、元祖クソ株みたいな銘柄だ。

しかし、IBMの長期チャートを見るとよく分かるのだが、20~30年の長期間で見ると、株価は実は右肩上がりなのだ。

直近でも、1999年1月1日の時点でその株価は92.5ドルだったのだが、今では暴落したとはいえ、134ドルまで株価は上昇している。

IBMは今も昔も変わらずクソ株の代表であるはずなのだが、それでも長期でみれば価値を上昇させ続けてきた優良銘柄だということになる。

IBMの株価が停滞する期間は結構長いので、そういう意味では、シーゲル流の投資に向いている銘柄だとも言えると思う。

配当利回りが4.5%を突破している点からも、それは間違いないだろう。IBMは長期化にわたって、株主に配当金をメチャクチャ支払いまくってきたわけだから、その配当金を再投資していればかなりの福利効果が得られただろう。

そのため、配当を再投資して、停滞している期間に株数を増やすのには最適な銘柄だと思う。

今回の決算で、IBMはもう本当にダメで、これから業績が回復する見込みは限りなく永遠のゼロに近いと太鼓判を押されてしまった。

しかし、過去の実績を参考にすると、IBMは時代のニーズに合わせたサービスを常に提供することで、超長期にわたって株主に恩恵をもたらしてきた優良企業だと言える。

そのため、どこかの地点で業績が急回復して、株価が再び200ドルを目指す可能性も、おいらはゼロではないと思っている。

上場してから何度も株主の期待を裏切り続け、それでも株価を上昇させてきた実績からすると、その可能性もゼロではないのではないだろうか。

でも、絶対に気軽に手を出したり、集中投資していい株ではないと思うよ。

だって、IBMはホンマになめたらアカンから...。

🍬  🍬  🍬

シーゲル流の投資は、とても魅力的ではあるのだが、続けるのにかなりの信念がいる投資方法だと思う。

そのため、大体の人はすぐに嫌になって、シーゲル流に適したIBMのような銘柄を売却してしまい、グロース株に乗り換えたりする。

なぜなら、含み損を見るのが嫌だからだ。

おいらも、含み損を見るのは本当に嫌だ。

だけど、シーゲル流投資に含み損はつきものだ。だって、みんながダメだと思っている株を買うわけだから。

では、どうすればシーゲル流投資を苦痛なく続けることが出来るのだろうか?

おいらの意見としては、逆説的だが、グロース株的な要素を持つ株も混ぜるといいのではないかと思う。

おいらのショボいポートフォリオでいうと、アップルのような、多少の配当金も支払ってくれるし、成長も見込めると市場が評価している企業の株を混ぜるのだ。

マイクロソフトも非常にいいよね。

そういった株を混ぜることで、シーゲル銘柄の含み損を、グロース株のキャピタルゲインで補い、株を保有する苦痛を和らげる。

多分、それが無理がなくていいのではないかと思う。

もう一つ付け加えるなら、グロース株の中でも、将来的に高配当株化しそうな株を混ぜることが出来ればベストではないだろうか。

そうすることで、配当金に重視を置くシーゲル流投資家も、株価が下落した際に「将来高配当株になりそうだから、まあいいか」と思って売却せずに済むのではないだろうか。

...。

偉そうに言ってみたが、おいら自身が絶賛今それを実践中なので、それがいいのかどうかは年月が経過してみないと分からない。

だけど、IBMのような銘柄を保有するときは、別の特性を持った銘柄を保有した方が、株価が下がったときの心の寄り所になっていい、という考えはそんなに間違っていないようにも思う。

ということで、おいらはVC3000のど飴をなめながら、今のところは引き続きIBMを保有することにする。

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