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【高配当株】みずほFGの配当金の配当利回りは定期預金の利息の約430倍に

みずほFG

不労所得である配当金を多く支払ってくれる高配当株といえば、日本株で言えばJTやキヤノンなどの高配当株を思い浮かべる場合が多い。

また、米国株だと通信会社のAT&Tやエクソンモービルや、ペプシコやコカ・コーラなどの大型株が有名だ。

これらの株に共通しているのは、すでに事業が成熟傾向にあるという点だが、同じく成熟産業に属している金融株にも高配当株が多い。

特に、日本の金融株は人気が低く、株価が著しく低い位置で放置されており、高配当株化する傾向が強い。

そんな日本の金融株の中でも高配当で人気があるのが、みずほフィナンシャルグループだ。

みずほFGの配当利回り

みずほ銀行を中心とした、みずほフィナンシャルグループの配当利回りは、ここ最近の株価下落の影響で約4.3%まで上昇している。

配当利回りが3%を超えると高配当株と呼んでいいと思うのだが、みずほフィナンシャルグループの配当利回りは4%超なので、日本株の中でもかなり高配当な部類に属している。

みずほフィナンシャルグループは、直近では増配はせず配当金を据え置いているが、株価の方がずっと一定の値幅で上下しているので高配当な状態が続いている。

みずほ銀行の定期預金の利率は、現在0.010%なので、みずほ銀行の株価に対する配当金の利回りを示す指標である配当利回りは、その約430倍だということになる。

みずほ銀行の株を買うと、普通に株価が4%以上動く可能性はあるのだが、それを考慮しても非常に魅力的な配当利回りの水準だと言えるだろう。

資本主義社会は、資本家が多くの果実を手にする構造となっているが、その反面資本家はリスクを負うことになる。

みずほフィナンシャルグループに投資をする場合だと、「株価が下がったり、配当金の額が減額されたりする」、というリスクが存在する。

しかし、そのリスクを許容した場合、通常では手にすることが不可能なリターンを手にすることが出来る。

元本保証商品で利回りが4%を超えているものなど、今の日本にはほぼ存在しないと言っていいからね。

定期預金で安全に資金を運用するのも全然悪い選択肢ではないが、リスクを取ればこのように大きなリターンを得られるということも事実なのだ。

みずほFGの業績

みずほフィナンシャルグループは、三井住友FG、三菱UFJの三大メガバンクの中で最も業績が苦戦している。

海外事業の苦戦、業務効率化の停滞、国内の低金利環境による国内事業の苦戦。

様々なマイナス要因が絡み合い、三井住友FGや三菱UFJが比較的健闘しているのに対して、大きく出遅れてしまっているのだ。

みずほフィナンシャルグループは、今年の3月に業績の修正予測を出しているが、その内容はかなり悪いもので、投資家の不安を煽る結果となっている。

具体的には、固定資産の減損損失や有価証券の売却損により、約6800億円もの損失を計上すると発表している。

みずほフィナンシャルグループは、数年前から海外事業での出遅れや、業務効率化の停滞を指摘されているが、ここに来て明確に数字として他のメガバンク2行との差が露呈されてしまった。

ただ、配当金は従来通り現状は据え置くようなので、その点は投資家に配慮しているのだろう。

また、最近ではLINEと協業での銀行設立を予定していたり、地銀と提携したスマホ決済アプリの活用を実施するなど状況を打開しようとはしているので、今後の業績は注目だと思う。

まあ、個人的には何と言っても人員削減と業務効率化が鍵を握っていると思うけどね。

他のメガバンクとの比較

みずほフィナンシャルグループと他のメガバンクの配当利回りを比較すると、現状は下記の通りとなっている。

・三菱UFJ→4%

・三井住友FG→4.2%

・みずほFG→4.32%

この通り、3行とも横並びのような状態となっているのだが、三菱UFJと三井住友FGは直近で増配を実施している。

業績については、上記に記載した通り、みずほFGが苦戦しているのに対して他の2行は健闘しているので、仮に今後他の2行が増配したとしたら、みずほの方が配当利回りが下がる可能性はあるかもしれない。

ただ、株価については日本の金融機関は本当に人気がないので、3行とも低迷している。

PBRを見ると、メガバンク3行とも0.5倍付近なので、やはり相当に期待値は低い銘柄群だと思う。

金融株は市場で何か変動があったり、政治的な出来事で株式市場が下がるときに、真っ先に反応して下げる傾向にあるので、株価が低迷するのも仕方ないのかもしれないが...。

みずほFGに限らず、地銀などもそうなのだが、日本の金融株は世界の株式市場で何かあると真っ先に株価が下がり、株価が回復局面にある時に値を戻スピードも非常に遅い。

これには、日本の低金利環境が影響していると思うので、日本の金利政策が反転する状況にならない限りはこの状況は変わらないと考えている。

なので、配当金目的で日本の金融株を買う場合は、その点も踏まえて購入を検討した方がいいように思う。

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