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米国の高配当株への投資って儲かるの?投資初心者からの質問に回答!

はーい、どうもこんばんわ~!!

今日も元気に始まりました、かぶまくらの株ミッションラジオのお時間です!!

さーて、本日はまずはリスナーからの質問に答えていこう。

じゃあ、初めは...沖縄県在住のヤンバルクイナさんからのご質問から!

初めまして、かぶまくらさん。

いつも楽しくラジオを聞かせてもらっています。ところで、僕は30代中盤のサラリーマンなんですが、最近株式投資を始めようか悩んでいます。

株雑誌を買って色々と研究しているのですが、その中では米国の高配当株に投資すれば、だれでもお金持ちになれると書いてありました。

かぶまくらさんは、今年から米国株投資を始められたと思いますが、実際に儲かっているんですか?

また、米国の高配当株に投資すれば儲かるのか?についての見解もお聞かせください。

ちなみに、僕は実はサラリーマンではなくてニートなんですが、パソコンを使ったアフィリエイトで月500万円稼いでおり、安室奈美恵似の20代の彼女が3人います。また、車はベンツのSクラスに乗っており、毎日観光客をナンパしています。

...っていう夢を毎日見ているサラリーマンです。

毎日、毎日、社内で二酸化炭素を吐き出しまくるネクタイを締めたオッサンたちに悩まされています。

また、先日、休憩室で女性社員が、私の悪口を言っているのを偶然聞いて非常に胸を痛めております。

「きもくて無能なカス」

好意を寄せていた後輩のB子さんにそう言われていたのを偶然聞いてしまい、毎日涙とビールが止まりません。

どうしたらいいいですか?

投資のアドバイスと合わせて、かぶまくらさんの見解を聞かせてください。

...。

スタッフ「かぶまくらさん、どうしたんですか?」

頬を伝う涙が止まらない。

彼もまた、愛する人と心を通じ合えない胸苦しさに、心を痛め続けていたのだ。いいだろう、この質問に、おいらは全力で答えることにしよう。

ヤンバル、それで君の心が少しでも癒えるなら。

さてと、今回のお題である、米国の高配当株に投資をすれば、結果として儲かるのかという件に関して、米国株投資歴半年のベテランであるおいらの考えを述べていこう。

結論から申し上げると、米国高配当株への投資は儲かる可能性が非常に高い。

というのも、昨日、外国株を管理している楽天証券の口座を見てみたら、IBMとエクソンモービルから配当金が入金されており、配当金の額がある程度の額まで積みあがっていた。

それとプラスして、為替が円安となり、さらに保有している高配当株全体の株価が上昇したことで、米国株におけるMyポートフォリオが初めてすべてプラスに転じた。

そう、ついにというか、超剛腕の有名ポートフォリオマネジャーだったピーターリンチから、敬意を込めて「永遠の不発弾」と名づけられたあのIBMまでもが上昇に転じたのだ。

そのため、ポートフォリオ全体の含み益が、投資元本+10%まで徐々に近づいている。

しかし、含み益というのは、いつだってそうだが、朝顔に滴る朝露のように一瞬で消えてしまうものだ。

したがって、今の含み益が+20%となることもあれば、ー30%となる可能性も十分にある。

含み益=キャピタルゲインとは、株価の上昇によってもたらされるものなので、どうしても不安定な要素を排除しきれない。

どういうことかというと、みんなが欲しがる株に、さらに多くの人たちが「おれも、おれも」と群がってくることで、急激な株価の上昇がもたらされるからだ。

逆に言えば、みんなが欲しがっていた株が急に人気がなくなると、激しく下落してしまう。

したがって、キャピタルゲインを狙うのであれば、ずっとみんなが欲しがるような株=人気株に投資する必要がある。

それはここ半年くらいの相場を見ても顕著で、Apple、Amazon、Microsoft、なんかはずっと上昇し続けている。

一方で、葉巻タバコの出荷量減などで著しく人気の無い、フィリップモーリス等のタバコ株はひたすら下落し続けていた。※先日一時的に爆発!

だけど、Apple、Amazon、Microsoftだって、いつ投資家の人気がなくなるのかなんて、誰にもわからない。

フィリップモーリスだって、昨年までは電子タバコのアイコスによる事業成長が期待され、バンバン株価が上昇していたことを考えると、今や最強企業と言われているAmazonだって、どこかで株価が暴落する可能性は十分あると考えてもいいだろう。

なぜなら、その株価を支えているのは、投資家たちの目に見えない期待値だからだ。

したがって、企業からのネガティブな見通しの発表などにより、投資家たちが一斉退散し、一瞬で株価が崩壊してキャピタルゲインが吹っ飛んでしまうことがある。

先日書いた夢テクノロジーがまさにそれで、一瞬で30%の利益が吹き飛び、25%のマイナスを抱えたまま損切りを完了させるという悪夢を見た。

このことから、含み益というのはやはり架空の利益であり、どこかで決済しないと資産は中々増えにくいのではないかと思った。※あくまで日本株の場合だが。

ちなみに、AmazonやApple、それからMicrosoftは、世界中の機関投資家が買いまくっているので、よほど大きなネガティブサプライズが無いかぎり、大きく値下がりすることはないのではないかと思う。

ただ、それでもいつ株価が下落して含み益が吹っ飛ぶか分からない、という点に関しては他の株式と同じだと思うので、やはり含み益は架空の利益であると考えた方がいいのかもしれないと思う。

しかしその一方で、インカムゲインである配当金は、架空の利益ではなく実際に企業からキャッシュが支払われる。

日本企業なら円で支払われるし、米国企業であればドルで支払われる。

そのため、配当金は株式を長期間で保有することにより、着実に積みあがっていく。

そして、積みあがった配当金でさらに株式を買えば、さらに配当金が増額されて積みあがっていく。

まさに雪だるま式と言ってもいい。

しかも、配当金には、受け取ると物凄くうれしいという もう一つのメリットがある。

大体の人は、いつもクレジットカードの引き落とし額の案内や、公共料金の請求書等ばかりを受け取っているので、配当金の通知がやってくると少し変な感じがするに違いない。

しかし、次第にそれが楽しみに変わってくるのだ。

なぜなら、何もしなくても金をもらえるなんて最高だからだ。配当金の通知を受け取れば、きっと昔ママからお小遣いをもらった瞬間を思い出すだろう。

実際に、本当に何もせずお金を受け取るなんて、小学生や中学生のころにママからお小遣いをもらったとき以来だという人が多いのではないだろうか。

そのため、高配当株というのは長期間保有するには非常に優れた種類の株だと言っていいだろう。

なんせ、持っているだけでお金をもらえるのだから、少しの含み益で売ろうという人は中々いないだろう。

配当利回りが4%を超えてくると、投資金額が増えてくるに連れて、インカムゲインだけで結構な金額となってくる。

例えば、投資元本500万円で運用利回り4%なら、配当金だけで年間20万円を受け取ることになる。税抜きで考えても、約16万円程度が手元に残る。

株式投資をしていると麻痺してくるが、20万円というのは結構大きな金額で、新卒の初任給と同じくらいのお金だ。

そんな額のお金を、何もせずに投資しているだけで手にすることが出来るのだから、やはり配当金を目的とした投資は魅力的ではある。

そして、その20万円をそのまま再投資すれば、その20万円がさらに8,000円程度の配当金を生むこととなる。

そして、次はその8,000円がさらに320円の配当金を生み出す...。

こうして連鎖的に配当金が増えていくという現象が起こるので、手元に残るキャッシュが増え続けていくというのが、配当金再投資が継続しやすい理由だと思う。

さて、では最後に高配当株だけに投資していればいいのかという問題について、以前も何度も書いてみたが、それだけでは資産は中々増えてはいかないのではないか?というのが、今のところの実感だ。

株式投資は、とにかく分母を増やせば増やすほど、インカムゲインもキャピタルゲインも巨大になっていくという原理がある。

500万円の元本で配当利回り4%であれば20万円の配当金がもらえるが、1000万円の元本だとそれが40万円になる。

キャピタルゲインだって、500万円で20%の値上がりなら100万円の利益だが、1000万円なら200万円の利益となる。

したがって、株式投資に参加するなら、とにかく分母である投資額を大きくしていく必要がある。

分母を大きくする方法としては、給料の一部を投資し続けていく入金投資や、配当金を再投資していく方法もある。

だが、やはり一番インパクトが大きいのは、キャピタルゲインを決済することによって得られる分母の増大だろう。

500万円を投資していて、20%値上がりしたら、その効果は+100万円となりかなりのインパクトがある。

3000万円くらいまでに資産が増えれば、配当再投資でも十分にインパクトのある金額を投資可能だが、分母が小さなうちは、やはりそれでは中々資産が増えないように思う。

また、毎月の給与やボーナスからの入金投資については、各個人の経済力に大きく影響されてしまう。給料が多く、節約も出来る人は大きな金額を入金出来るが、そこにはやはり個人差がかなりある。

したがって、キャピタルゲイン目的の銘柄と配当金目的の銘柄に分け、キャピタルゲイン目的は自分の決済基準まで上昇したら売却、高配当株については基本的にはホールドだが、減配の情報が流れてきたり、著しく上昇したら売却という方針がいいような気がする。

そして、もう一つ付け加えるとするなら、精神力の強い人以外は現金をフルスロットルで株式に突っ込むのはやめておいた方がいいだろう。

なぜかというと、おいらを含めて日本人というのは、非常に現金に対する信頼が厚い。つまり、昔からの習慣で、株式などの資産よりも現金の方が重要であると刷り込まれているのだ。

ためしに、会社の同僚なんかに現金100万円か、Apple の株式100万円分、どっちが欲しい?と質問したら、ほとんどの人が現金100万円を選ぶのではないだろうか。※ちなみに、おいらは貰えるのであればAppleの株式100万円分の方を選ぶ。

したがって、自分自身が信頼している現金である円での評価額下がると、ものすごくテンションが下がってしまうのだ。

そして、もう嫌になって保有している株をすべて損切り+利確してこれ以上現金が減らないようにしてしまう。

その後、損切りした株が大復活というパターンもよくある。

株式投資では、市場にお金を預けておかないとお話にならないので、そういった事態を防ぐためにも、やはりある程度の現金比率を保っておく必要があると思う。

したがって、資産ポートフォリオとしては以下の通りにするのがいいのではないかと、今のところは考えている。

①キャピタルゲイン目的の株式

②インカムゲイン目的の株式

③心に余裕が持てる程度の現金※他人の現金比率と比較しない。

おいらが考える高配当株投資の実践方法については、以上の通りだ。

本日の質問コーナーは以上にて終了とする。

ヤンバル、君の参考になったかな?

それから最後に、B子さんに陰口を言われているという件だが、おいらも女性社員にはボロカスに言われている。

「ハゲまくら」というあだ名を拝命していると聞いて、枕を濡らしたこともある。

しかし、お互いに我慢だ。

いつか配当金で作った札束でB子さんの頬を叩いてやればいい。その札束がぶ厚ければぶ厚いほど、彼女が君のことを好きになる確率は上がっていくはずだ。

おいらもいつか、ポケットというポケットにドルの札束を詰め込んで、想いを寄せる後輩女性社員であるA子に財力を誇示するのが今のところの目標だ。

彼女は優しい女性だから、昼の休憩室で他の女性社員がおいらの悪口を言うのを聞いて、きっと心を痛めているに違いない。

そんなA子を、少しでも安心させたいんだ。

「おいらは米国株投資家だから、君と高配当株さえいれば、だれに悪口を言われてもちっとも気にしないさ」

なんてね...、へへっ、ちょっとキザだったかな。

ま、お互い頑張ろう!!

応援してるよ、ヤンバル。

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