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【定期預金】配当金を選ぶのか定期預金の利息を選ぶのかという問題

配当金を選ぶのか定期預金の利息を選ぶのかという問題

定期預金と言えば、日本人にとっては鉄板の資金運用方法として多くの人に支持されてきた、いわば最もスタンダードな運用方法だと言ってもいい。

一方で、株式投資をして配当金を手にする、という行動をする人は極めて少なく、せっかく配当金の配当利回りが3~5%と定期預金では考えられない利回りを手にすることが出来るのに、多くの人々が何故かせっせと定期預金に精を出しているのだ。

定期預金の利率は、はるか昔には5%以上としっかり運用商品としての役割を果たしていた時期もあったのだが、今ではなんと0.002%程度とメガバンクの定期預金を代表として軒並み下がり続けている。

これだけ金利が下がってしまうと、もはや定期預金の運用商品としての魅力はゼロに近いと言ってもよく、コツコツと定期預金をする意味はほとんどないと言ってもいいレベルかもしれない。

それにも関わらず、多くの人々が伝統的な資産運用方法である定期預金を好み、コツコツと利息がつかないお金を積み上げ続けているのだ。

いったい何故人々は定期預金の利率が極めて低いと知りながらも、別の資産運用方法ではなく定期預金をチョイスするのだろうか?

定期預金の利率というバイアス

さて、言った何故人々がわずか0.002%程度の利息しかつかない定期預金を資産運用の方法としてチョイスするのかというと、それは頭の中にセットされている脳にバイアスがかかっているからだ。

どのようなバイアスかというと、それは下記の通りのようなものだ。

・「定期預金は安全で利息もつく金融商品である」

このようなバイアスがかかっているため、安全志向の人間が極めて多い日本人と言う民族はコツコツと定期預金に取り組むのだ。

で、だ。

よく考えて欲しいのだが、いまや金融機関であっても簡単につぶれてしまう可能性がある時代で、人や企業にお金を貸して利ザヤで稼ぐ銀行という商売自体が衰退し始めているのが現実だ。

そのため、定期預金だからと言って必ずしも元本が安全なわけではなく、さらには他の運用商品と比べた時にその極めて低い期待利回りは「機会損失」を生じさせていると言ってもよい。

機会損失とは、要するにそのお金を株式に回していればお金が20%増えていた可能性があるのに、定期預金として運用していたために0.002%というスズメの涙のような利回りしか得ることが出来なかったり、と言った感じのケースを指す。

なので、多くの人々はマインドを入れ替える必要があるのかもしれない。

まずは少し株で配当金を得てみる

さて、だからと言って何も今すぐに定期預金をすべて解約してビットコインや株式をたらふく買いなさいというつもりは毛頭ない。

そんなことをしたら、慣れない株価のボラティリティにやられて短期トレードを繰り返し、最終的には大きく資産を減らしてしまう可能性だってある。

なので、少しづつでいいのでまずは株を少量買ってみて、実際に配当金を得るという経験を積んでいくことが大切だ。

そうして経験を積みながら、全資産における株式の割合を10%程度、20%程度、30%程度、と増やしていけばいいのだ。

いまや日本の年金を運用するGPIFのポートフォリオでさえ株式がその50%程度を占めているのが現実だ。

このことから分かるのは、株式投資は決して投機的な投資ではなく、インデックス投資などを行えば極めて利益を生み出しやすい投資方法だということだ。

でないと、GPIFが株式を買ったりはしないだろう。

ここまで聞いてみて、少しはマインドが変わったのであれば、まずは勉強しながら少しづつ株式を買ってみるのもわるくはないかもしれない。

株で夢をかなえよう

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