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【配当金】不労所得を献上するサラリーマンは究極に無理ゲーなビジネス

不労所得を献上するサラリーマンは究極に無理ゲーなビジネス

配当金や不労所得は木々や花々が生み出す蜜に似ていて、資産を保有しているだけで滲み出してくるので、投資家は何もしなくてもその恩恵に与ることが出来る。

一方で、ここ日本で最も多い属性の労働者であるサラリーマンは、必死で体と頭を動かさないとお金を貰うことが出来ない。

毎日、毎日、満員電車に揺られてクタクタになりながら出社し、ストレスまみれの環境で働き、帰りも満員電車に乗って死にかけで帰宅する。

日本のサラリーマンほどストレスフルな商売はない、と言ってもいいほど、満員電車に乗りながら帰宅するサラリーマンたちの表情は疲れ切っている。

だけど、自分も含めて多くのサラリーマンたちはすでに深い螺旋の渦に巻き込まれており、もはや死ぬまで「サラリーマン」という属性の牢獄から抜け出すことは出来ないケースが多い。

そして、やがて定年の日を迎えたらそんな環境から抜け出すことが出来るのかというと、そんなことはない。

最近、政府機関である金融庁が公表したように、すでに年金だけでは老後の生活を支えることは出来ず、サラリーマンを卒業してもまたサラリーマンを続けなければならない。

配当金を支払うために働くサラリーマン

サラリーマンたちが一体なんのにために働いているのかというと、平たく言って株主に利益を与えるためだ。

企業が株主に提供する利益とは、配当金の支払いや自社株買いのことを指す。

サラリーマンたちが必死に満員電車に乗って出社し、顧客に罵倒されたり、上司からパワハラを受け、それでもクタクタになりながら絞り出した利益は、最終的に株主に還元される。

営業社員が毎日上司に怒鳴られながら商品を売り、売れた商品の代金をこれまた細かい上司に怒られながら経理の社員が処理をし、最終的に株主に配当金として支払われるのだ。

絞り出した利益のうち、どれだけの割合を株主還元に回しているかを示す配当性向という指標があるが、たまに配当性向80%を超えているような企業もある。

その場合、サラリーマンたちが必死に絞り出した利益のうち、実に80%以上が株主に還元されていることになる。

一方で、利益を生み出したサラリーマンたちの方はというと、多くの人が昇給もせずボーナスも増えず、満員電車に乗って通勤する日々から抜け出せずにいる。

そして、我々サラリーマンたちが認識しておくべき、もう一つの悲劇と合わせて考えると、どう考えてもサラリーマンは無理ゲーなビジネスだと言える。

サラリーマンは最後は不用品となる

サラリーマンといえば、社会の歯車と言われたりする通り、企業が利益を生み出すための「部品」のようなものだ。

例えば、ある会社に極めて優秀な社員がいたとしよう。

20代で頭角を現し、30代で出世コースに乗り、40代で若くして管理部門のトップになったとしよう。

しかし、役員にはなれずに結局65歳で定年を迎えると、その人は「部品」としての役割を終えることになる。

「彼が会社を支えている」

「本当に優秀な社員」

そんな評判を得ていた社員でも、退職の日を迎えると「部品」としての役割を終えて不用品となり、「ただの部品」と成り下がってまた就職先を探す羽目になる。

係長であれ、課長であれ、部長であれ、その役職は企業の中にいる時だけに与えられるものであり、退職の日になればその人は「ただのオッサン」に成り下がってしまう運命にある。

さらには、最近は日本企業も社員の扱いが厳しくなってきており、容赦なく首切りをしたり、出向させたりするので、もはや退職の日まで「部品」でいることすら難しくなっている。

しかも、サラリーマンは会社の外に出てしまえば、自分自身の力でお金を稼ぐことが出来ない場合が多いので、そうなってしまえばまた必死になって「労働力」という自分の唯一の持ち物を売るしかないのだ。

そのため、若い頃は優秀だった「部品」でも、年老いて引退する頃には「部品」として提供出来る労働力への評価が下がるので、再就職後は給与額が下がることになる。

配当金を支払う企業という媒体に投資をしよう

このように、「労働力」という価値が下がり続ける傾向がある商品を売り物にするサラリーマンという商売は、必然的に年をとると不利な立場へと追い込まれることになる。

一方で、サラリーマンという「部品」を取り換え続けながら成長していき、株主に配当金を支払い続ける企業の場合は、時間の経過とともに価値が上がる可能性がある。

よく、「サラリーマンは給与で株を買い、資本家の側に回ることでお金持ちになれる」、という方法論を耳にする

それは確かにその通りで、サラリーマンの売り物である「労働力」は時間の経過とともに価値が下がることはほぼ確実なので(企業に売る分には)、その逆に時間の経過とともに成長する可能性がある株式という資本に投資をするということは、非常に理に適っている。

そのため、毎月の給与や夏のボーナスを貰ったからといって、ストレス解消のために使いまくるのではなく、少しづつ貯金をして来る退職の日のために「成長していく資本」を確保していくのが賢明だと言えるだろう。

株で夢をかなえよう

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