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【朗報】配当金を増やし続けるコカ・コーラの株価が絶好調【配当金】

配当金を増やし続けるコカ・コーラの株価が絶好調

配当金は投資家が得ることが出来る喜びの中でも上位に位置するもので、かの有名な資産家であるロック・フェラーが、「私の唯一の楽しみ、それは配当金の小切手を受け取ることだ」と述べたことからも、株式という資産からこぼれ落ちる果実である配当金を心待ちにしている投資家は非常に多い。

最近はここ日本においても米国株投資が市民権を得たおかげで、多くの投資家たちが配当金を得る一つの選択肢として米国株をセレクトしている。

その中でも、配当金を増やし続ける企業のことを連続増配企業と呼ぶのだが、米国株の場合は圧倒的にこの連続増配企業が多いのが特徴だ。

日本株の場合は花王が27年連続増配と頑張っており、それが連続増配の最長記録なのだが、米国株の場合はP&Gに代表されるように50年以上連続で配当金を増やし続けている企業が存在している。

配当金が株主還元の方法のすべてではないし、自社株買いや利益を事業に再投資をして一株あたりの価値を上げる方が株主のためにとってよい場面もあるが、それでも配当金という「現金」を50年以上連続で増やすということは、並大抵のことではない。

いったいなぜ米国企業がここまで連続増配にこだわるかというと、日本企業の場合は最近はそうでもないかもしれないが、伝統的に業績が悪ければ速攻で減配して株主にブーイングを浴びる傾向がある一方で、米国企業の場合は減配なんかやらかした日にはCEOの首が飛びかねないので、必死になって支払おうとする傾向があるからだ。

最近株主ファーストすぎるのが批判を浴びている米国企業だが、それでもやはり、世界最高の株主ファースト主義を貫いているのが米国企業だ。

そんな米国企業の中でも、コカ・コーラは、57年連続で配当金を増やし続けている、まさに米国を代表する連続増配銘柄なのだ。

コカ・コーラは一時期は業績の低迷や炭酸飲料を取り巻く逆境によりオワコン扱いされていたが、最近は採算性の低いボトリング事業の再編や、企業買収や戦略的提携によるエナジードリンク、コーヒー事業などの展開により、利益率が上昇して市場から再評価を受けている。

その結果、株価は過去最高値を更新している。

コカ・コーラはなぜ配当金を増やし続けられるのか?

コカ・コーラが配当金を増やし続けられるその理由は、コカ・コーラという名前自体が協力なブランド力を持っており、そのブランド力を生かして世界中に事業ポートフォリオを分散できているからだ。

つまりは、世界中でコカ・コーラが飲まれ続けており、人々はコカ・コーラの名前がつく飲料であれば信頼して飲むため、新しく売り出しているエナジードリンクやジュース、その他ノンシュガーのドリンクなどの製品が世界中で売れ続けているのだ。

だから、例えば今回の中国初コロナウイルス問題のような、株式市場にダメージをあたるような突発的な出来事が起こった時であっても、利益が一気に悪化するということがないのだ。

しかも、コカ・コーラはすでに炭酸飲料を売るだけのメーカーではなく、飲料の総合メーカーになっており、炭酸飲料以外の飲料も売れている。

それに、前項で書いたように採算性の低いボトリング事業を再編したり切り離したりすることにより、より利益率の高い体制になるように構造改革に取り組んできた効果が現れはじめ、それが株価に反映している状態なのだ。

驚くべきことに、コカ・コーラは超老舗企業であるにもかかわらず、いまだに成長しているのだ。

コカ・コーラの場合は、飲料ビジネスという一見単純なビジネスを展開しているのだが、おそらく半永久的になくなることのないビジネスなので、今後も業績が大きく崩れることは考え難い。

そのため、これだけ長い間配当金を増やし続けるという離れ業をやってのけていて、今後もそれを期待させるくらいしぶとく業績を回復させているのだ。

こんな企業は、恐らく日本企業には見当たらないだろうか?

ちなみに、コカ・コーラのHPで2019年12月の最新の四半期決算をみると、ボトリング事業の再編による利益率の改善もあるが、全体的に昨年度と比べて業績はどの地域でも好調だ。

米国企業は経営が上手い印象がある

米国企業は時代の変化に合わせてうまく事業スタイルを変化させるケースが多いが、コカ・コーラのように粘り強く構造改革に努め、超老舗企業でも復活するケースがある。

投資家たちにボロクソに言われている高配当企業であるIBMにしたって、実はクラウド部門はなんやかんやで伸びており、相乗効果を得るために超巨額の投資をしてレッドハットを買収している。

それが成功するかどうかは別にして、米国企業の場合は図体がでかい超巨大企業でも経営者の手腕で業績を回復させることが多いような気がする。

一時低迷していたマイクロソフトにしても、経営者が後退したことで破竹の勢いで株価が上昇しまくっている。

そういった様子をリアルタイムで見ていると、やはり、高配当株にしても成長株にしても、米国企業は魅力的な投資先だと言わざるを得ないね。

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